榧の木がある豊後高田市田染(たしぶ)にも、歴史ある文化財や景観が今も数多く残ります。
車でも、自転車でも、歩いても良し。ゆっくり時間をかけて古の道標をたどってみるのはいかがでしょうか?
もちろんお食事は榧の木で。
当榧の木はこの寺のすぐ前に位置しています。
この寺は日本三大阿弥陀堂の一つで、京都の宇治鳳凰堂、東北の中尊寺金色堂と並び称される九州最古の木造建築物です。
養老二年(718)仁聞菩薩が開基したと伝えられています。国宝の大堂、国指定重要文化財の阿弥陀如来像とも同一の一本の榧の木で造られたと言われています。
当店の屋号はここからいただいたものです。
富貴寺から車で十分程度の距離にあるこの大堂は、藤原時代の仏道九体が安置されています。
寄木造りの漆箔像である阿弥陀如来座像を持国天、増長天、広目天、多聞天の木造四天王の立像がお守りしています。その右には木造不動明王立像が矜羯童子、制咤迦童子の二童子を従えています。
また、その阿弥陀如来座像の左には木造大威徳明王像があります。
真木大堂からさらに車で五分のところに位置しています。
日本で最大の巌の仏像である熊野磨崖仏は、鬼が一夜で造ったといわれている乱積みの石段を登りきったところにあります。向かって左が八メートルの不動明王、右が六.八メートルの大日如来像です。
制作年代は奈良末期とも鎌倉時代ともいわれていますが定かではありません。
千年以上前の姿を今も残す田染荘。
かつて宇佐神宮の根本荘園として重要視された田染荘の景観は、千年以上経った現在もそのままの姿を残します。
平成22年に国の「重要文化的景観」に、翌23年には「ユネスコ未来遺産」にも認定されています。
冨貴茶園は栽培から仕上げ茶まで通してのJGAP認証を取得し(仕上げ茶としては国内初)、最高の管理基準で生産されています。年に一度開催される富貴寺ウォークでは広大な棚茶の風景を楽しめるコースにもなっています。良質でおいしい冨貴茶は当店のお土産売り場でもお買い求めいただけます。
※食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられるJGAP認証。栽培管理の基準やそこで働く人の安全基準、環境保全の基準など多岐に渡る農場管理の基準を第三者機関の審査により、正しく導入されているか確認、認証する制度です。
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